皆様、こんにちは!菅平プリンスホテルの専務です。
ここ数日、全国的に夏のような暑い日が続いているみたいですが、ここ菅平高原はまるで別世界のような涼しさに包まれていますよ。朝晩には心地よ〜いひんやりとした風が吹き抜けて、青空の下に広がるみずみずしい緑の湿原を眺めているだけで、日々の疲れがすっと癒やされていくのを感じます。
そんな美しい初夏を迎えた菅平から、本日はとってもロマンチックで貴重な自然のニュースをお届けしますね。実は今、菅平湿原で、はるか氷河期からの生き残りと言われている絶滅危惧種のバラ「カラフトイバラ」が可憐な花を咲かせているんです♪
■ 信濃毎日新聞にも掲載されました!
この嬉しい季節の便りは、地元の信濃毎日新聞でも紹介されました。ちょっとその記事を引用してご紹介しますね。
「上田市の菅平湿原で、氷河期からの生き残りとされる希少種カラフトイバラの花が咲いている。木道脇にも株があり、21日も訪れた親子連れなどの目を楽しませていた。
バラ科の落葉低木で、県のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類。湿原に隣接する市菅平高原自然館によると、氷河期に広く分布していたが、気温が温暖になり、寒冷な地域で生き残った植物の一つという。国内では北海道や菅平、霧ケ峰などでしか見られない。自然館前の株がいくつもの花を咲かせているのに比べ、湿原内の木道脇の株は背丈が低く、花の数も少なかったが、ほのかな香りを漂わせていた。
自然館が「6月の花」として紹介するうち、希少種のクロミサンザシやハナヒョウタンボクは見頃を終えた。ガマズミ科のカンボクがアジサイに似た白い小さな花を咲かせており、もうしばらく楽しめそうだという」
■ 奇跡の涼しさが育む、可憐なピンクの花✿
記事にもある通り、このカラフトイバラは国内でも北海道やここ菅平、霧ヶ峰など、本当に限られた涼しい場所でしか見ることができない大変珍しい植物なんです。はるか昔、地球が氷に覆われていた時代から、この菅平の涼しい気候が彼らの命を現代まで優しく守り続けてくれたんだなぁと思うと、なんだか深いロマンを感じちゃいますよね。
湿原の木道をのんびりお散歩していると、そよ風に乗ってカラフトイバラのほのかな優しい香りがふわっと漂ってきます。背丈は少し低めですけれど、一生懸命に美しいピンクの花を咲かせている姿は、見ているだけでとっても健気で心が洗われます。
また、周辺ではアジサイに似た白い小さな花を咲かせる「カンボク」も、今ちょうど見頃を迎えていますよ。緑一色の中に白やピンクの花々がちりばめられた今の湿原は、一年の中でも格別に美しいお散歩シーズンです。
都会の賑やかさをちょっと離れて、ただ静かに高原の澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込み、太古の歴史に思いを馳せる――そんな贅沢な時間を過ごしに、ぜひ菅平湿原の木道を歩いてみませんか?
可愛い鳥のさえずりと爽やかな風が、皆様を優しく迎えてくれますよ♪
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